どこまで地形って記憶できる?
2008-04-07


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車を運転する人はたくさんいるけど、土地勘がいい人悪い人で お供する時にはかなり気遣い違います。

いつものK氏が 昔学生の頃、東京で私の宿に遊びに来ていて 一人で銭湯に行きました。真っ直ぐ歩いて左側にある銭湯へ.....上がってから 何を思ったか、右に戻る所をまた左へ。

そしてついに椎名町へ到着、オレんとこ千早町なんだけどね。”うーん まったくわからんかった”って言いました。そんなK氏だからって佐渡の川では迷子にはなりません、とてもシンプルだからね。

まわりが海に囲まれてるので、困ったら川沿いに下れば必ず道に出る。
さて時々K氏と同行していて気が付いたんですが、彼は川の細かい地形に対して私より把握の仕方が大雑把みたい。

本土の大きな川だと 多分細かく地形を記憶するのは大変でしょう。歩いたり渡ったり その都度位置が変れば景色も変る。ここ佐渡では奥行きがあまりないので一つづつの川に 自分なりのイメージをかってに貼り付けてコンパクトに記憶できます、それぞれをドラマや映画みたいにね。

面白い事にどの川も表情が違ってます、草木の種類や色、岩の形、地質も、もちろん水の色もね。水中のコケだって名前は知らないけど雰囲気が違う。

大きな魚を釣った時に あるいは目撃した時に その周りの景色をかってに貼り付けてイメージをつくります。後で家にいる時なんか その全体像を思い出して楽しんでる。

それが一番いい場所かどうかは分かりませんが、川沿いに歩く場所、手を置く場所もだいたい同じ所に、どの木に掴まって右足は何処にとかね。崩れていたり工事などで変っていれば、そこで別なパターンをすぐに構築するんです。そして いいタマリでロッドを振っている時にも 目は半分次の場所といい足場を見ています、だから移動は早いですよ。

これを繰りかえしていると 状況判断(釣る事だけでなく)よくなります。

イメージトレーニングにもなります、ある時は釣り人の目線で また水中からお魚さんの目線もあり、ま水中は想像で。今までに釣った大物君たちのその瞬間は 特にその時の映像はけっこういっぱいあるんですが頭の中にしっかり残ってる、そして毎回”これはどうだ!”ってやってる。

私の場合 捉え方がギターっぽいかな?ギターの場合 コードに対してフレーズをパターン化して構築していきます。こんな音がいいかな とイメージして実際の音を確認しながらソロをとります。最初にイメージがあってそのイメージに近づくよう工夫するんですが、まあなかなか難しい。

わ 長いねやめよう.....写真は行者の場所 崖に行者あるでしょう、高くて危ない所のがいいんです、世の中うまくいきませんな。
[2008年度日誌]

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